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今月のTOY

小さいブリキ玩具は粗悪な作りで、おこちゃまチックな物が多い。でもその様な物も勿論魅力はあり、私はかなり好きです。しかし其の小さいブリキ玩具の中にもまれに作りが良く、バランスが良い物も有ります。今回はそんな『日本製スケールモデルチックブリキ』の紹介です。
スケールダウンしたモデルはミニカーと相場は決まっています。しかし当時日本では、海外から入ってくるミニカーに対し、主流だったブリキ玩具をスケールモデルの様に作り対抗していました。有名な物にはバンダイの赤箱シリーズなど後に(実車タイプ)と言われたブリキのモデルがそれと言って良いでしょう。
小さいモデルで、出来の良いVW玩具はマルサンのオーバルが有名です。あの出来上がりは当時の職人業です。増田屋のスプリットはDUXを意識して作っています。しかし味は有るがDUXより劣る様に見えます。
今回のバスの方はまさしくDUXのタイプ2を、思わせる作りで、ある意味DUXより味わい深く作りも良い感じに見えます。何でこの様なスケールのモデルに力を入れて作ったのでしょうか?やはりミニカーをライバルとしていたのでしょうか?後ろの連結用と思われるものは何でしょうか??ブリキで鉄道模型を意識した教材玩具の様な物もあります。『もしかしたらそれ!?』トラックもバスも、のちに発売されたENDOHと似ていますが、プレスの感じや作りの良さは違っています。(ENDOHの方が甘い作りです。でもトラックはENDOHの初期かもしれない?)日本製と言う以外どこのメーカーか分かりません。いずれにしてもマニア心をそそる小さなブリキ玩具で有る事、それに職人技が凝縮されているモデルです。そんな所が親父にはたまらないのでしょう。

    日本製 ★ どちらも10、3cm バスはフック分だけ1、5cm長い。
    ブリキ ★ 1950〜60年代
    メーカー 不明 ★ フリクション ★ 2台の細部を見比べると異なって入る事が分かります。


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