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12月のTOY

現代のサーカスと言えば、アレグリアの様な明るくモダンでオシャレ、尚且つエキサイティングなのでしょうか?見た事無いので分りませんが…(笑)

去年ひょんな事でサーカスの招待件が手に入り、ゴルフに乗って家族4人で見て来ました。子供の時以来のサーカスは、良い年こいて楽しんでしまい、ビールを飲み飲みピエロや動物たちの演技に魅了されて来ました。私のイメージするサーカスは、やはり昭和30年代で、当時母に買ってもらったセルロイドで出来たロケット型のハッカパイプとブリキ玩具の思い出。サーカスの色は時代経過したプリント物のブリキにある様なビビットな色合い、それに少し妖艶チック、江戸川乱歩の猟奇的恐怖が裏方であるようなチョイト神秘的なイメージがあるのです。上手く説明できませんが…なんだろう?イカレタオルガンに合わせて回る時代遅れのメリーゴーランドの様な、とでも言うか?色でも音でもそんなレトロチックでチョッピリ謎やミステリーが在る世界なのです。ピエロは道化師、それに見世物小屋、その言葉が当てはまる様な感じ…私が子供の頃は、親の言う事を聞かなかったりすると『そんな子は、サーカスに売り飛ばすぞ!!』みたいな(笑) 今考えて見たらそりゃ〜恐ろしい会話です(笑)

『サーカスに売られた私は、涙を流しながら綱渡りの練習をさせられます。ヒゲの団長さんは容赦なく鞭で叩きます。』だから私はこんな楽しい、鮮やかな玩具のVWTOYを見てもこの絵の裏にある恐怖に満ちたミステリー、子供の頃、勝手にイメージした(不思議感覚レトロ色)な、サーカスを想像してしまいます。それともう一つ、セルロイドの匂いの混じった、甘くてきついハッカの味を思い出してしまうのです。

 

★ ピエロのプリントが不気味な(笑)方、★ 西ドイツ製 ★ 1950s〜60s

★ 刻印がないので定かではないがおそらくGOSO社 ★ 18cm

★ 長い方 ★ 日本製 ★ タイヨー ★1960s ★ 23cm どちらもブリキ製でフリクション、ドイツから比べると日本の絵は間抜けで恐怖心が少ない(笑)


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