milk car 正面 milk car サイド
milk car 裏 milk car サイド

9月のTOY

古いカー雑誌の上で遊ぶ、虫の様だ。

私は、今、新製品で発売されるVWミニカーを、ほとんどコレクションしていません。新製品コレクションは10年位前から止めました。私のために国内で、入手可能なミニカーをキープして頂き、こまめに送ってくれたショップも有りましたが、そんなコレクションの仕方が嫌になり、全てを買わない事に決めました。なぜなら発売するミニカーはカタログで紹介されます。買う前からどんな物かも分かります。其の頃、並行してやっていた趣味、地方を回り、好みの古いアイテムを探す。いわゆるハティングをしていたからです。意外な物の発見、其の物から分かる発見、その物に覚えのある郷愁、そんな物が無いと結局、カタログにマーキングをして買う、ただお金を使うだけ。お金分の楽しみや感動が無くなってしまったからです。案外スーパーの菓子売り場にある玩具や、ドライブインにある物の方が、『おおぉ〜意外な発見!!』などと思ってしまいました。今回の、こんな安物VW玩具(今ではそこそこ高い)こそ、ある意味面白いし、興味をそそります。おそらく日本の昭和30年代の様に、安物玩具などが置いてある駄菓子屋の様なお店が在って、こんなVW玩具が溢れていたのでしょう?手の上に乗る少しスケルトンな玩具、すぐひび割れてしまう様な古いプラスチック製で、ゼンマイで走ります。私らが見た、こんな感じの玩具は、『スバル360』。見方によっては、これもそう見えてくるから不思議です。こんな感じで想像出来、意外な発見が有る物こそコレクターズアイテムな気がします。だから私は、カタログにマーキングするようなコレクションは卒業しました。今は、こんな小さな安物玩具にロマンや歴史を感じます。

★ 多分?ドイツ製 ★ メーカー不明 ★ 古い感じのプラ、ブリキ、タイヤのみゴム

★ ゼンマイ・動力無しが2種 ★長さ8cm ★ 1950~60年代 ★ 日本的に言えば、駄菓子屋玩具(駄玩具)


今月のひとこと   今月のTOY   絵はがきギャラリー   日記帳
お宿の紹介   沢渡ガイド   リンク集   お問合せ   top