7月のVW TOY

セピア色の古い(1955年)自動車雑誌の上に真っ赤なブリキのオーバルは良く似合っています。赤と言っても、現代の色とは違い、いかにもドイツの50sらしいブ リキの色合いです。セマフォーや三角窓のプリントも実車同様、このオモチャにも再現されています。日本製の、いわゆる50sカラーと言われている鮮やかな色合い、プリント物のブリキは、この頃のドイツの影響を受けた事は言うまでも有りません。ドイツはドイツらしく、日本は日本らしいデザインに、この頃からなって行った気がします。古くてチープなドイツ製、VWTOYは、何故かフェンダー下を閉じた物が多い。フェンダーのカバー(フェンダー・スカート)は、実車のオプションを意識したのか、オモチャならではのいい加減さから作った物か良く分かりませんが、このモデルも其の一つです。このモデルのメーカーはおそらくフロントに書いてある『WOCO』だと思います。私の想像では以前、紹介した(去年の9月)KDF,FH−126の形を利用したか、真似をしたに違いないと、思います。サイズも同じ13cm、シャーシなどの形状も其のままです。其れとやはり吹き付けだけ、単色、メーカー不明の良く似たスプリットもあります。いずれにしても非常に珍しいモデルです。見えないところにあるタイヤはゴム、ゼンマイで動くスピード感は実車同様、スプリットの頃よりスピーディーになっています(笑)シャーシ部分に鋭利な金属で削ったような後が有ります。此れはおそらくVWTOYの物か、別な車の物か、分りませんが、少し古い時代の『MADE IN GERMANY U・S・ZONE』と書かれた物を消したのでしょう?リヤーバンパーの内側にプリントで 『MADE IN WESTERN GERMANY』と、「ようやく、そう書ける様になったのだ!」と言わんばかりに書いて有ります。やはり歴史のある車は、こんな駄玩具ですら多くの意味を持ったプロセスが有るのです。『MADE IN WESTERN GERMANY』と言う、言葉も今では過去の物ですが・・・・・


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