1月のVW TOY

 VWに乗りはじめると「最初の頃のVWはどんな物だったのだろう?」となり、歴史を調べたくなる。別に私だけでなく誰でもVW好きなら一度は興味を持った事があるはず、私も当然そうで、ただ其れが玩具から始めたから問題である。当時国内では詳しい情報などほとんど無く、ミニカーコレクションの大先輩である中島 登 氏の本で調べるしかなかった。ミニカーの世界に少しでも入った人は、ドイツのメルクリン社のKDF、「1938年製とされている」が当然一番古い物と思っていた。ピンポン!!其れで正解なのである。でも其れは市販された物では、となるのである。ただVW社の記念品で作った物となると話しは別である。何と此れ、あの原野の中に突然作ったウルフスブルグ工場の最初のスタッフに記念として配った物である。「何で此処に有るかって?」それはですね、そろそろベルリンの壁が崩壊する頃の話、東から物を持って来られなかったらしく、私の友人の業者が(後に友人となる、ドイツ人)内緒にポケットに入れ西ドイツへ、それから日本の偉大なる今は亡き坂本さんと言うアンティークTOY業者へ、それから私の元へ来たのである。このモデルの歴史のように、手に入れるまでのプロセスも私的に歴史である。もしメルクリンが1938年製としても、数ヶ月此方の方が先と思いたいし、そうだと思う。このはげはげモデルが、どのような歴史を見てきたか想像もつきません!!

★工場完成記念モデル★ヘビーメタル製★15,3cm★ドア横の文字Fr.Volk ESEMが全てを教えてくれる。

★ 戦後モデルやはり記念品、戦後VW生産再開記念モデル?多分★分厚いアルミニューム?★12cm

★下の紙物はKDFのマニュアル勿論本物です。


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