今月のTOY
世界中に輸出されたVWは、玩具の世界でも限りなく有り、かなりの国で製造されています。未開の国、共産圏(有る共産国もある)を除いてVW玩具の発見があるのです。マイナーな国の玩具は粗悪な作りの物が多くありますが、中には当時玩具先進国だった日本やドイツのコピー品が多く、かなり斬新な(いい加減な)物、上手くコピーされた高級なまがい物?もあります。何と言うか、お国柄や国民性が玩具の顔になり、見えてくる感じがして楽しいです。たとえば此処にあるブルーのスプリットウインドーモデル、けして良いモデルとはお世辞でも言えません、『WIKING』のコピーと思われますが、リアルな感じと、アルゼンチンいい加減感覚をかもし出しているから不思議です。このモデルを握り締めマラドーナに憧れた子供たちがいたのでしょうか…このドハデな、ビートルは何所の国の玩具でしょうか?日本的に言ったら夜店で当時売っていた『世界の車セット』の中に入っていた様な物かな?(笑)こんな安物の感じだけど結構スケール的にはイケテル気がします??さてさて問題はこのカーキャリーに載ったオーバルウインドー、いびつな上にトラックから比べあまりにも大きなスケール、『アンバランスじゃない!?』此れこそ、メキシカンロック!?(笑)じゃなかった!メキシカンスタイル???大きな帽子に昼寝、そんなオジサンが作ったのか?マーブル色なプラタイヤ、元祖リサイクルTOY?渇いた風、サボテンの間を抜けて走る『バハバグ』が、見えます。良くわからない生産国の玩具を眺め、日本酒、老酒、ウォッカ、ワイン、バーボン、時にはテキーラを飲んで世界旅行するのも又、おつなものです……
★ プラ、ポリ製 ★ アルゼンチン製、メキシコ製、生産国不明 ★ 1960s〜70sと、いい加減な推定(笑) ★ スプリットで10,5cm★ このあたりの玩具は深く追及しますと、ノイローゼになりますから、このくらいでお許し下さい。
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