K 駿河の職人!!スタジオJIN! 思いでは忘れた頃にやって来る?(^_^)vw |
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K 平成17年未だ残暑残るある日の出来事でした。気の合う仲間と呑んでしまい、二日酔のボケた頭で何時ものなれた山道を走っていました。ある有名温泉地に行く其の街道は新しく宣伝された店と、昔からの古い店とが交互に並ぶ可笑しな町並みです。『アレレこんな店あったかなぁ〜・・』普段土日は仕事柄動かない私は、たまの野暮用で, 渋々でかけました。発見した店を、通り過ぎそうになったが・・・ まぁ〜たまには確認するのも良いかなと・・・何気に入って見ました。ななんと其処は・・・ 私の目に飛び込んだ物はすべて懐かい物ばかり、頑固そうなお爺さんと、気の良さそうなおばあさん・・・20年前には良くあったシナリオです。7年前の感覚を取り戻すかの様に・・言いました。『おばさん今日は!沢渡で旅館やってる者ですが懐かしいもの残っていますね。いくつか興味有るのですが見て良いですか?古いもの集めていますから・・』おばあさんは『沢渡かね?わたしやぁ〜XXさんと親戚だよ』おおぉ〜中々の好感触・・『お前みたいな奴が以前来たさ!!追い出したが!!』お爺さん怖そう・・・(笑)そんな私の爽やかトーキング?を一瞬ストップさせました。裸電球の先に見える棚の上には・・・『旦那さんあの玩具何???』『あれかい?盆前、倉庫掃除してたら人形とかと一緒に出てきたが、孫も欲しがらねんさ、だから危険物で火曜日に出すべ〜と思って!!あんたいい年してほしんかい?』 聞けば、昔はかなり温泉に行く客が、土産で玩具や土産物を買ってくれたらしい・・バス停の側だったし。 こんな偶然有るかもしれないし無いかもいれません!!でも20年くらい前は時々有った様な・・・・(笑) |
まるで1960年代に戻った様だ! この感性、日本人にしか、わかるまい!? |
日本製のブリキはヤナセの箱の上がベストマッチ!? |
ブリキ玩具のイメージ崩さず、実車のリアル感・・ |
ブリキ玩具のイメージ崩さず、実車のリアル感・・ この時は未だのせてるだけで、爪を留めていません。 ですから少しシャシーから浮いてる感じです。 |
人形は顔が命!ブリキは箱が命!! |
ブリキ玩具のイメージ崩さず、実車のリアル感・・ |
私には、こんなセピアなイメージなのかもしれない。 |
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先ずはベースになる当時のブリキ玩具が必要です。 結構状態の良いキングサイズを選んでいただけました。 |
これを使うのは贅沢です多少の凹凸、ダメージは板金作業で、 まるで本物をレストアする見たいです。 |
板金でペーパーをかけてから、サフェーサーで下地処理・・ | デカールもドアに貼り、ボディー全体をクリアー仕上げ。 |
バラバラにしたパーツも綺麗に整頓しておきます。 こんな細かな所もプロの仕事と思います。 |
複製したホイールキャップに塗装して、 太郎オリジナルのキャップを作ります。・・ |
デカールを作りナンバーウインドウに貼ります。 | ナンバーにデカールを貼り、フロントバンパーに取り付け中。 |
キャリアだってシッカリ図面を引きます。この手間が大事です。 プロですねぇ〜〜〜。 |
ほぼ完成、素晴らしいです。 |
箱を此処までやってくれた心意気に感謝です。 |
もしかしたら本物がオモチャなのか玩具が太郎なのか・・・? まぁ〜そんなVW感だから私は今もVW何だと思います。 |
四半世紀以上前に私の愛車は、時と共に私の感性の変化、走り易くするため形を変えてきました。 この玩具は2005年現在の太郎をイメージし、玩具にしたものです。容姿こそ違っていますが、 何だか、出遭った頃の太郎の様な気がしてなりません。この様な気持ちを思い出させていただいた事、 技術と感性、それに苦労、すべて含め外岡さんに感謝しています。改めて有難うございました。 |